認知症と年齢

認知症と年齢はとても深く関係しています。簡単に言うと、年をとるほど認知症のリスクは高くなる、というのが基本です。


年齢と認知症の関係

① 認知症は「高齢者に多い」病気

  • 認知症は加齢とともに発症しやすくなる病気です。
  • 特に65歳以上でリスクがぐっと高くなります。
  • 厚生労働省などの統計では、
    65歳以上の約7人に1人が認知症と言われています(2025年予測)。

② 年齢別の発症率(目安)

年齢層 発症リスク
65~74歳 約3~5%
75~84歳 約15~20%
85歳以上 約30~40%以上

つまり、85歳を超えると3人に1人くらいは認知症になる可能性がある、ということです。


③ なぜ年齢とともにリスクが高くなる?

  • 脳細胞の老化(神経細胞が減る)
  • 血管の老化(動脈硬化など)
  • 免疫力の低下(脳へのダメージ回復力が落ちる)
  • 長年の生活習慣の影響(高血圧、糖尿病、喫煙、運動不足など)

これらが積み重なって、認知症のリスクが高まると考えられています。


例外:若年性認知症もある

  • まれに65歳未満で発症する認知症もあり、これを「若年性認知症」と呼びます。
  • 日本では約3〜4万人ほど存在すると言われています。
  • 若年性の場合、アルツハイマー型だけでなく、脳血管性や前頭側頭型も比較的多いです。

まとめ

  • 年を取るほど認知症リスクは高くなる。
  • でも、生活習慣や予防的な取り組み(運動・食事・脳トレなど)で、発症を遅らせることはできると考えられています!

 

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