若年性認知症

若年性認知症とは

  • 発症年齢が65歳未満の認知症を若年性認知症と呼びます。
  • つまり、40代や50代でも発症する可能性がある認知症です。
  • 日本では、18〜64歳の人口10万人あたり約50人前後の割合と言われています。

若年性認知症の特徴

特徴 説明
発見が遅れやすい 仕事や家庭の忙しさで、最初の症状を「疲れ」「ストレス」と勘違いしやすい
社会的影響が大きい 仕事、収入、家族生活への影響が深刻
病気によって症状が違う アルツハイマー型だけでなく、脳血管性、前頭側頭型、レビー小体型なども比較的多い
進行が早いこともある 特にピック病(前頭側頭型)などは進行が速い場合もある

若年性認知症の主な原因(タイプ)

種類 説明
アルツハイマー型認知症 記憶障害中心。若年でも最も多いタイプ
脳血管性認知症 脳梗塞や脳出血の後遺症として
前頭側頭型認知症(ピック病) 性格や行動の異常から始まる
レビー小体型認知症 幻視やパーキンソン症状が現れる
アルコール性認知症 長年の大量飲酒による脳の障害

※この他にも、頭部外傷や感染症、自己免疫疾患が原因になることもあります。


こんな初期症状に注意

  • 仕事のミスが急に増えた
  • 順序立てた作業ができなくなった
  • 会話の中で言葉に詰まる
  • 感情コントロールがきかない(怒りっぽくなる)
  • 趣味や関心への意欲が低下する

まとめ

  • 若年性認知症は働き盛りの年代で発症することがあるため、早期発見と支援がとても重要です。
  • 疲れやストレスと見分けにくいため、「いつもと様子が違うな?」と感じたら、早めに専門医に相談することが大切です!

 

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