膀胱炎の診断には、主に以下のような検査が行われます。
1. 尿検査(尿一般検査・尿沈渣)
- 最も一般的な検査で、尿中の白血球や赤血球、細菌の有無を調べます。
- 尿中に細菌や白血球が多い場合は膀胱炎の可能性が高くなります。
2. 尿培養検査
- 尿を培養して、どの細菌が原因となっているかを特定します。
- また、効果的な抗生物質を見つけるために薬剤感受性試験も行われます。
3. 超音波検査(エコー検査)
- 膀胱や腎臓の状態を観察します。
- 尿路結石や腫瘍など、膀胱炎の原因となる異常がないかを調べることもあります。
4. 膀胱鏡検査
- 慢性膀胱炎や血尿が続く場合に行われることがあります。
- 細いカメラを尿道から挿入し、膀胱内部の状態を直接観察します。
5. 血液検査
- 感染が腎臓に広がっている可能性がある場合や、発熱がある場合に行います。
- 炎症反応(CRP)や白血球数を調べます。
早期の診断と適切な治療が重要なので、膀胱炎が疑われる場合は速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
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